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2025.03.27 UPDATE!
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あなたの眠りが森になる
-「PBマングローブの森」プロジェクト-

「いい眠り」をすると、インドネシアにマングローブが植えられる。
睡眠モニタリング用のアプリ内ポイントに応じて本物の木を植えるこのプロジェクト。
2022年3月の開設以来、2025年3月現在で79,450本のマングローブが植林されました。

インドネシア共和国西ヌサ・テンガラ州、バラット村のPBマングローブの森。
PBはパラマウントベッドの略

よりよい睡眠が地球を健康にする!?

あなたが「良い眠り」をしたら、マングローブの森が増える。
これはパラマウントベッドが提供するActive Sleepという製品群と、実在するマングローブの森の話です。
良い眠りをしたら本当にインドネシアのいくつかの村にマングローブが植えられる。しかもそのマングローブの森は、農業と漁業をセットにした、地元にとってもウェルビーイングな植林システムなのです。

睡眠モニターアプリ「Active Sleep App」の画面

睡眠モニターアプリ「Active Sleep App」独自のポイントシステム

パラマウントベッドの電動ベッド「Active Sleep BED」には、専用の「Active Sleep App」というスマートフォンアプリがあります。様々なデータをモニタリングし、その分析から睡眠状況を把握しサポートする、というアプリです。
このActive Sleep Appの様々な活動を通じて、ユーザーは「眠りのポイント」というアプリ独自のポイントを受け取ります。たとえば日々の睡眠の「良さ」の判定に応じて。また、その日の睡眠に関する質問に応える、などのアクションにもポイントが付与されます。

そして「眠りのポイント」が一定数溜まると、溜まったポイントに応じて「本物のマングローブ」が植林される、という仕組みなのです。アプリ内には「通算ポイント」と、半年ごとにリセットされる「期間ポイント」が表示され、さらに「あなたの眠りで、これまでに10本(のマングローブが)植林されました。」という“マングローブ実績”もイラスト付きで表示されます。
普通に眠っていると年間5本くらい、多い方だと40本近くが植林される計算です。

植林直後のマングローブ(ヒルギ)の苗。写真はバラット村の植林池
バトゥレア村の植林池。植林から1年が経っている。
マングローブの特徴である支柱根(水面上で枝分かれした根)が生え、生育が順調であることがうかがえる

地球の肺、マングローブの森を増やせ

その森はインドネシア共和国西ヌサ・テンガラ州のバラット、バトゥレア、クルタサリ、ンバウィという4つの村にあります(2025年3月現在)。青々と水を湛えた養殖池に、まだ可愛らしいヒルギ科の熱帯樹木の苗が植えられています。 ここが「PBマングローブの森」。
PBとはパラマウントベッドの略で、まさにこのプロジェクトのための場所です。

マングローブとは、熱帯や亜熱帯地域の河口汽水域に生息する常緑の木々の総称です。
マングローブの森は、その豊富な炭素蓄積量と二酸化炭素吸収量から地球温暖化対策にとって非常に重要な役割を担っており、温室効果ガス吸収量は日本の森の約2倍、別名「地球の肺」とも呼ばれています。

パラマウントベッドでは、インドネシア政府認可のもと現地でマングローブ植林保全を行っているワイエルフォレスト株式会社と共同で、現地に「PBマングローブの森」を開き、そこで2021年3月より植林活動を行っています。睡眠モニタリングアプリ「Active SleepApp」のポイントを集計し、そのポイントに応じた本数を実際に植林、その数は現在も増加中です。

植林方法のイメージ

実はこの植林方法、ただマングローブを植えるだけではありません。
放棄された養殖池跡地や生産性が低下した養殖池にマングローブ林を植林し、その周りの水路でエビや魚を養殖しながら、持続可能な水産・森林経営を行うという「自然共生型の養殖方式」なのです。植樹・育樹により地球温暖化の防止に貢献しながら、水産養殖で地元住民の生計向上にも寄与するという、ユニークな仕組みです。
といっても、まだ始めて3年。順調に森もエビも育ち、地球環境にも地元の経済にも貢献してくれることを大いに期待しています。

スタートは「すべての人の健康」そして「社会貢献」

パラマウントベッドはこれまで、「医療」「介護」という2つの柱を事業の核に据えてきました。2020年、ここに「健康」事業が第3の核として加わります。製品やサービスを届ける対象が、これまでの医療や介護を受ける方々から「すべての人」へと広がりました。つまり「ウェルビーイング for すべての人」が企業としてのミッションに加わったのです。

同時にメーカーとして、様々な環境問題にも取り組んできました。はたらく人の環境や工場の環境、お客様の環境、あるいはもっと大きな地球全体の環境について。その中で、もっとダイレクトに環境問題に関わることはできないか、そういう視点で様々なプロジェクトを探して検討してきました。つまり「ウェルビーイング for 地球」に大きく寄与できる方法を探していたのです。

「すべての人」と「地球」、2つのウェルビーイングはどう結びついたのでしょうか?
PBマングローブの森を担当されているパラマウントベッド経営企画本部の林さんに、マングローブ植林に至った経緯やプロジェクトの狙いなどをお聞きしました。
(眠りとマングローブの繋がり -「わたし」と「地球」のウェルビーイング- へつづく)

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