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2025.03.29 UPDATE!
WELL-BEING for children

睡眠で明日が変わる!
中学生向け教育プログラム

中学校の授業の一環として「睡眠の大切さ」を学ぶ。
そのための教材パッケージをパラマウントベッドが開発し、2022年の開始以来、2025年3月までに累計約7万人の生徒に提供しました。この教材パッケージを使い、先生と生徒が共に考え、睡眠の大切さを通して「明日の自分が変えられること」を学びます。

睡眠で明日が変わる!

睡眠は大切。このこと自体に異を唱える人はほとんどいないと思います。では自分にとって「良い睡眠」とは?
あるいは「良くない睡眠」とは?
普段の自分の睡眠はどうか、向き合うことはあるでしょうか。

パラマウントベッドでは「睡眠の大切さを学ぶ」教育プログラムとして、中学校教員向けに、進行台本・スライド・動画・ワークシート・アンケートなどをワンパッケージとした授業用教材を2022年より提供しています。50分ひとコマの授業パッケージを通して生徒たちは睡眠の知識を学び、自身の睡眠計画を立て実行する課題に取り組みます。睡眠そのものの大切さはもちろんのこと、彼ら自身が「睡眠で明日の自分を変えられる」ことに気づく、それがこのプログラムの目的です。

教材パッケージのひとつ、進行台本(一部)

睡眠研究所の知見を活かした教材づくり

教材の開発には2009年に発足したパラマウントベッド睡眠研究所のデータや知見が活用されています。
この授業で最も伝えたいのは、睡眠がいかに大切であるか、ということです。「中学生の睡眠時間は何時間必要か」「寝る時間と起きる時間、どちらが大切か」など、問いを投げかけることによって関心を引き寄せ、よい睡眠とは何かを考えていきます。

ただ知識やデータを伝えるだけの授業ではなく、自分ごととして考えながら理解してゆく。50分の構成には「先生が問いかけ、生徒が考えたり応える時間」「生徒が自由に発言する時間」「スライドや動画を見ながらデータや知識を得る時間」「ワークシートに記入しながら自分のことを考える時間」など様々なセクションがあり、生徒たちが常に関心を持ち続けながら自分ごととして学べる仕組みとなっています。

授業後のアンケートでも「自分がしっかりと眠れる環境を自分自身で作っていこうと思った」「最近は夜中2時や3時まで起きていることが多かったけれど、今回の授業が自分の睡眠を改めるきっかけになった」など、生徒が自分ごととして授業の内容を捉えていただいている、という感触を得ています。

なぜ“中学生”なのか

そもそも「睡眠の大切さを学ぶ」このプログラムは、2020年に、パラマウントベッドが「医療」「介護」に加え「健康」を事業の柱に据えたことと関係しています。お客様の対象が医療や介護を必要とされる方からすべての方々へと広がったことで、我々が長年蓄積してきた睡眠の研究成果をより広く伝えてゆきたい、その活動の一つとしてこの「睡眠の大切さを学ぶ中学生向け教育プログラム」を位置づけています。

もちろん睡眠の大切さはすべての人に知っていただきたい。そしてなるべく“若いうち”に知っていただきたい。
未就学児、小学生、中学生、高校生・・・と対象を検討する中で、ちょうど自身の体や心に対する関心がはっきり認識でき、睡眠時間に最も変化が起きやすい中学生を対象にするのが有効なのではないかと考えました。部活や習い事、宿題、またスマートフォン利用の増加により中学生の睡眠時間は年々短くなる傾向にあります。大きく生活環境が変わるタイミングでこの授業を受けることで、自身の睡眠を見直して欲しい。その考えから、中学生の中でも主に中学1年生をメインの対象に据えています。

この教材パッケージには保護者に向けた「睡眠だより」が含まれていて、子どもと睡眠について話したり一緒に考えるきっかけになってほしいという思いを込めています。また同時に、保護者の方々も自身の睡眠について考えるきっかけになるよう願っています。

授業後の生徒アンケートから

先生も始めやすい! 使いやすい!

なるべくたくさんの中学生にこの“授業”を受けて欲しい、という考えから、当プログラムはパラマウントベッドの出張授業ではなく、教材パッケージの提供、という形をとっています。主に保健体育のカリキュラムの一部として50分の授業で完結するように開発されています。もちろんホームルームや他のカリキュラムの教材として使用する先生もおられます。

いくら内容が有意義であっても、先生方に「これを使って授業をしよう」と思ってもらえないことには始まりません。そこで、スライドや動画、記入用ワークシートといった素材の種類やデータ形式についても慎重に吟味しながら教材化を進めました。スライドや動画内にデータや表、写真などを組み込み、また進行台本を用意するなど、お忙しい先生が新たに自分で素材やデータなどを探したり配置したりする必要のない作りになっています。

教材パッケージには、概要説明 / 授業用スライド / 進行台本 / 動画 /
ワークシート / アンケート / 特典コラム / 保護者向け睡眠だより、
といった素材が「授業を組み立てやすい」データ形式で含まれている

ご自身の構成やペースで進める先生がおられることも想定し、スライドはパワーポイント形式、動画は分割可能で、あまり詰め込みすぎない内容としています。スライドや写真を挿入したり、順番を組み替えたり、授業前や授業後にワークショップやアンケートを行ったりと、オリジナルの進め方で授業を行う先生もいます。教材を複数の目的に応じたデータ形式で提供しているのも、先生“独自”の教材としての扱い易さを考慮した結果です。

2025年3月の時点で、累計7万人の中学生に教材を提供しており、今後もさらに多くの方々へ「睡眠授業」が届くことを期待しています。

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