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2025.11.14 UPDATE!
WELL-BEING for children

アジア最大規模の福祉機器国際展示会、
「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」に出展

東京ビッグサイトにて開催された「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」にパラマウントベッドとパラマウントケアサービスが出展しました。会場ブースでは、始動したばかりの「RE-BED project」の紹介をはじめ、その製品化第一弾ベッド「楽匠Fit」、発売直後の全自動運転マットレス「ここちあ結起Rise(ゆうきライズ)」など、多彩な製品とサービスを展示。またフェムテックをテーマとしたセミナーを開催し、WELL-BEINGな働き方を考える場について議論をしました。大勢の来場者をスタッフが迎え、連日大盛況のうちに幕を閉じました。

RE-BED project の紹介と、その製品化第一弾「楽匠Fit」の同時展示

2025年10月8日から10日にかけての3日間、「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」が開催されました。東京ビッグサイトの西ホール・南ホール全てを使用し、約400社が出展、来場者は毎年10万人を超え、世界中の福祉機器が一堂に会するアジア最大規模の福祉機器国際展示会です。

パラマウントベッドは介護のデジタル化に関する最新のソリューション・製品を展示。
最新の全自動運転エアマットレスから、トイレの排泄自動記録システムに至るまで多岐にわたります。

<パラマウントベッドブース展示内容>
・8月発売の在宅向け介護ベッド「楽匠Fit」
・介護施設向けに加え、在宅療養環境でも利用できるラインアップを新たに追加した見守り支援システム「眠りCONNECT」
・「眠りCONNECT」と連携可能な介護施設向け排泄自動記録システム「トイレDIARY」
・紙おむつに取り付けたセンサーで排便を検知する「おむつCOLOR」
・10月1日に発売したばかりの、背上げサポート機能付きエアマットレス「ここちあ結起Rise」
・業務量記録アプリ「ときKANRI」
・体重記録機能付き介護施設向け電動ベッド「Espacia」シリーズ
・自社による使用済みベッドの回収と、その水平リサイクルの取組み「RE-BED project」の紹介
(「楽匠Fit」は水平リサイクル材使用の第一弾)

また別のホールでは、パラマウントケアサービスが、パラマウントベッドと共同開発したオリジナルレンタル商品「PARACARE SELECTION(パラケアセレクション)」として、「Gra-Fit(グラフィット)」シリーズをはじめとする車いす、歩行器、手すりなどを展示しました。来場者が体験できるブース構成となっており、こちらも期間中、多くの来場者で賑わいました。

東京ビッグサイト、エントランスホール
「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」エントランス
東京ビッグサイト西ホールに設営されたパラマウントベッドの展示ブース
「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」パラマウントベッドブース
東京ビッグサイト西ホールに設営されたパラマウントケアサービスの展示ブース
「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」パラマウントケアサービスブース
RE-BED project(りべっどプロジェクト)の展示
始動した「RE-BED project」の紹介コーナー。自社回収したベッドから
再資源化された「水平リサイクル樹脂」のサンプルも展示されている
RE-BED project(りべっどプロジェクト)の展示
「RE-BED project」展示の隣には、プロジェクトにより再資源化された
再生樹脂を使用した新製品「楽匠Fit」の展示と体験ブースが。
大勢の来場者の関心を集めていた
来場者に新製品の説明を笑顔で行うパラマウントベッドのスタッフ
8月発売の新製品「楽匠Fit」の説明をするパラマウントベッドのスタッフ

個性的な被り物で、来場者に「排泄ケア」の重要性と先進性をアピール

パラマウントブースの通りに面した一角には、個性的な被り物の説明員とトイレが。
そのインパクトからか常に来場者に囲まれていました。
センサーによりトイレの入室・着座・排泄内容を記録・管理できる排泄自動記録システム「トイレDIARY」のデモンストレーションです。プライバシーに配慮しながら自動で利用者の排泄を管理。同時に展示されていた見守り支援システム「眠りCONNECT」との連携も可能で、介護施設スタッフの負担軽減に大きく貢献するシステムです。
トイレに座ると「眠りCONNECT」画面のアイコンが変化する様子などを、実際にパラマウントベッドの説明スタッフがデモンストレーション。システムの仕組みやプライバシーの管理について質問が相次いでいました。

トイレの便座に座り、「トイレDIARY(ダイアリー)」システムの説明をする担当者
金色の被り物をしてトイレに座りデモンストレーションをしているのは、
「トイレDIARY」システムの担当者
モニター画面に「眠りCONNECT(コネクト)」のパネルが表示されている
モニター画面は「眠りCONNECT」。利用者がどんな状態<睡眠・覚醒・起き上がり・離床など>
にあるのか、アイコンと色で分かりやすく表示されている。
職員の端末と連動してアラートを送ることも可能
画面に利用者の状態がアイコン付きで表示されている
「眠りCONNECT」画面に “トイレ3 - 利用者十三郎 - 排泄開始 - 1分前” の表示

パラマウントケアサービスブースでは、オリジナルレンタル商品「PARACARE SELECTION(パラケアセレクション)」を展示

別のホールではパラマウントケアサービスがブースを構え、パラマウントベッドと共同開発したオリジナルレンタル商品「PARA CARE SELECTION(パラケアセレクション)」を多数展示。
「Gra-Fit(グラフィット)」シリーズをはじめとする車いす、歩行器、手すりなどを来場者が体験できるブースとなっていました。

パラマウントケアサービスの出展ブース。大きなパネルに加え、実機を多数展示
「PARACARE SELECTION(パラケアセレクション)」を中心とした展示
来場者に製品の説明をするパラマウントケアサービススタッフ
こちらも期間中大勢の来場者で賑わっていた
来場者に車いす「Gra-Fit(グラフィット)」の説明をするパラマウントケアサービススタッフ
パラマウントベッドと共同開発した車いす
「Gra-Fit」シリーズの説明をするスタッフ

女性の働き方とフェムテックについて議論するセミナーを開催

10月9日にはホール内の会場にて、介護現場での女性の働き方をテーマとしたセミナーが開催されました。
タイトルは『フェムテックが変える介護福祉の未来、働きやすい職場環境』
- 介護分野の女性職員比は70%。介護現場で長く働くために、女性の健康課題について一緒に考えてみましょう。-

フェムテックとは “Female” + “Technology” から生まれた造語で、月経・妊活・更年期など、これまでオープンに語られる機会が少なかった女性の体と心の課題を、テクノロジーでサポートする製品やサービス、考え方を表しています。
Chocolate Inc.代表取締役の村上茉莉さんをモデレーターに、大槻朋子さん(パラマウントベッド経営企画本部)、古賀成憲さん(パラマウントベッドヘルスケアファンド統括責任者)、黒澤加代子さん(日本ホームヘルパー協会東京支部会長)が登壇。
フェムテックという言葉についての説明や歴史にはじまり、“女性の健康課題がキャリアや働き方に直結している”という問題意識に議論が及びます。大槻さんが立ち上げたパラマウントベッドのフェムテック事業など、登壇者それぞれの取り組みや、現場での課題を共有した後、村上さんを司会にディスカッションが行われました。
最後には会場の聴衆も議論に参加し、「まずは知ること、そして話せる雰囲気をつくること、できることから始めよう」という言葉で議論は結ばれました。

来場者一人ひとりには、セミナーの概要やメモ用のペン、「眠りの森へ ようこそ」と書かれた美しい冊子、オリジナルのうちわ、ステッカーなどが配られ、開催スタッフのきめ細やかな心配りが会場を満たしていました。

セミナー会場でスライドを使いながら講演をするパラマウントベッド大槻さん
セミナー『フェムテックが変える介護福祉の未来、働きやすい職場環境』のようす。
登壇しているのは経営企画本部の大槻さん
セミナー概要に加え会場で配布された、ロゴ入りのボールペン・冊子・ステッカー・うちわなど
セミナー会場で来場者に手渡された冊子やグッズ
「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」パラマウントベッドブースで来場者に説明をするスタッフ