「野球」と「ダンス」で、体を動かす楽しさを届ける
『パラ支援プロジェクト』は、千葉ロッテマリーンズが展開する社会貢献活動「MARINES LINKS」の一環として、千葉県内の特別支援学校に通う児童・生徒を対象に行われている取り組みです。「野球」や「ダンス」に特化した体験型授業を通じて、子どもたちに「体を動かすことは楽しい」という実感を届けることを目的としています。
授業を担うのは、球団の野球スクールであるマリーンズ・ベースボールアカデミーのコーチや、マリーンズ・ダンスアカデミーのインストラクター。加えてオフシーズンには、現役選手が学校を訪問することもあります。ZOZOマリンスタジアムでの球場ツアーも、プログラムの一つとして実施されてきました。
パラマウントベッドは、千葉県に生産拠点である千葉工場を構える企業として2023年4月に本プロジェクトの協賛を開始。地域に根ざした活動として支援を続けてきました。
3年間で県内36校。子どもたちの声から広がる輪
初回の実施期間(2023年度〜2025年度)では、千葉県内36校の特別支援学校で活動が行われました。
参加した子どもたちや先生方からは、体を動かした純粋な喜びの声が数多く寄せられています。
2024年12月に大網白里特別支援学校を訪問した回では、廣畑敦也投手、木村優人投手、金田優太内野手らが子どもたちとキャッチボールをしたり、バッティングのコツを伝えたりしました。
会場は歓声と笑顔でいっぱいになり、選手たちからも「子どもたちの笑顔からパワーをもらいました」「野球の楽しさを再認識した」「また参加したい」との声が相次ぎました。

2025年12月には八日市場特別支援学校で野球教室を開催。
マリーンズ・ベースボールアカデミーのコーチ3人と、立松由宇選手・中村亮太選手・吉川悠斗選手の計6人が、小学生から高校生までの児童・生徒約140人に、捕球や投球、バッティングを約1時間かけて指導しました。
中村選手は最後に「皆さんが楽しみながら野球をプレーしてくれたのでとても嬉しかったです。今後も野球に限らずスポーツを楽しんでくれたらいいなと思います」と語りかけ、生徒たちの拍手のなか会場を後にしました。
参加した中学3年生の男子生徒からは「選手たちの体格が大きくてびっくりしたが、投げるコツや打ち方を優しく教えてくれて嬉しかった」「他の友達にも教えたいくらい楽しかった」といった感想が届いています。担任の先生からも「ちょうど体育の授業でTバッティングをしているので、授業につながることも多く、楽しんでいる様子が見られてよかった」との声が寄せられました。
2024年度だけでも、パラ支援プロジェクトの活動は12回実施され、約1,100人の子どもたちが参加しています。

次の3年へ ——2026年4月、新たなパートナーシップを締結
2026年4月15日、ZOZOマリンスタジアムで新たなパートナーシップ契約の締結式が行われました。
パラマウントベッドから専務執行役員 内山誠市生産本部長、千葉県教育委員会 杉野可愛 教育長、千葉ロッテマリーンズ 横山陸人選手らが出席。2026年4月からの3年間で、県内37校の特別支援学校で活動を実施する予定です。
内山生産本部長は締結にあたり、次のようにコメントしています。
このたび、千葉ロッテマリーンズ様が推進されている「パラ支援プロジェクト」に引き続き協賛できることを大変嬉しく思います。本プロジェクトを通じて、特別支援学校の子どもたちが身体を動かす楽しさを感じている姿に触れ、その意義の大きさを実感してまいりました。当社は千葉県に生産拠点を有しており、地域に根ざした企業として、こうした活動に継続的にかかわることが非常に大事だと感じております。今後も地域社会とのつながりを大切にしながら本活動を支援するとともに、当社が掲げる「WELL-BEING for all beings」の実現に貢献してまいります。

子どもたちのウェルビーイングとこれから
「体を動かすって楽しい!」
——子どもたちが自然にそう感じられる時間を、地域のプロスポーツチームと企業が一緒になってつくる。『パラ支援プロジェクト』が届けてきたのは、単に「野球やダンスを体験する機会」ではなく、体を動かすことに対する肯定的な記憶と、身近な地域の大人たちが子どもたちを応援しているという感覚そのものだったのかもしれません。
パラマウントベッドが千葉工場を構えて60年、地域の支えのなかで事業を続けてきた企業として、この取り組みに関わる意義は年を追うごとに大きくなっています。次の3年間も、千葉ロッテマリーンズ、そして地域の方々と共に、子どもたちに向けた活動を続けていきます。
今後も現場のレポートをこの場でお伝えしようと思います。



